Eine Kleine Diet
− アイネクライネダイエット −
strange shaping up performance to accept what I look like as a young women who have been forced to get slimmer beauty
取手市各所で私自身がダイエットに励む映像を撮影、それを流し、食べ物やパッケージが散乱する公民館の調理室にて、若い女性が自身の容姿を肯定するに至る努力の奇妙さを暴こうと試みた
出どころ不明の強固な価値判断=多様性への肯定をはぐらかす都合の良い装置(この展示の場合、女性の美やダイエットにおける社会通念)を伴い生きる現代人の葛藤と混乱の表象へとリンクしている
Toride Art Project 2006
in Toride city
UNSUNG
− 君の名はいつも静かに振動している −
your name is always shaking quietly
to desire a real songs which sung about you exactly
まだ謳われていないものは何か
but you should know you have to write your real songs with your real words on your own at some point to realize what you really sense
声はおろか文字にさえ表されることのない
誰の耳にも届かない歌について
solo exhibition 2009
in Shizuoka city
Consideration of Picking Up
− 軟派孝 −
suggestion to do classical and radical way to get to know strangers as fresh stimulation which can't replace something else experiences
ナンパは人と出会う為の
クラシックかつラディカルな手法である
見知らぬ人と不意に出会ってしまうことでしか生じ得ない特有の刺激を肯定し、会場の人々にそれを促した
BankArt NYK 2007
in Yokohama city
UNPUBLISHED
– 新聞に載らない殺人事件 −
murder case that never be wrote on newspapers
排除されているものは何か
無数の、取るに足りぬと見做されている傷痕がある
that was show to give determined compliments for things which don't be linked meanings or authorities
意味や権威に紐付けられていないものへの
断固たる静かな称揚
solo exhibition 2008
in Kyoto city
Dissolutions (CDR)
− 言葉の消滅と出現 −
dessolution and existing of words
言葉が、発せられては消えてゆく
繰り返し唱えても何の救いにもならない
発せられた言葉は残響になり
何処へともなく
消滅する
voice memo 2007
<was sold at PSF/Modern Music>
「言葉の消滅と出現」をテーマにしたヴォイス・メモの1枚目。一切編集をしていない自然体Avand-Garde。静かな中に音と言葉の遊びのような、感性だけで表現しているジャンル分けのできない極私的「音楽」
comment by Hideo Ikeezumi
Melody Awake (CDR)
– 言葉の発生とメロディのめざめ –
appearance of words and awaking melody
言葉にメロディが生じれば歌の一歩手前である
言葉が音として動きを伴うとき
メロディが出現する
その動きには感情も伴い
豊かさが生まれるのだが
そのために失われるものも
また豊かであった
voice memo 2008
<was sold at PSF/Modern Music>
この2枚目も1枚目の続編として「言葉の消滅と出現」をテーマにしたヴォイス・メモ。一切編集をせず独特の感性のみで表現した音楽は、あざとさやコマーシャリズムとは一切無縁のAvand-Garde音楽。
comment by Hideo Ikeezumi
The Island (CDR)
– ラブソングを解体する –
deconstruction of love song "The Island" to show even love that seems last for long would disappear
and you sometimes better not create love songs to know what the existence of love is
歌はどこから来てどこへ行くのか
ラブソングの出現と消滅までを辿る
愛さえ消えるということ
愛の存在と不在を知るには
もはや歌にしてはいけない時もある
ライブで扱っていたのは、イヴァン・リンスと、ヴィトル・マルチンスのブラジル人コンビによる『The Island』という曲。誰もいない私たちだけの島を見つけて堕ちていきましょう云々という濃厚なラブソング。何度聴いたか知らないこの曲への愛憎を込めて、「歌詞を書く/歌う/メロディを溶かして歌う/文章として読む/アルファベットを一字づつ読んで一字づつ消す/白紙に戻して捨てる」を計30分、淡々と行った。
voice works as poem 2009
recorded live performance
連続する言葉のおうぎ
– 排除されているものを掬い上げるための言葉の綴り –
gathering words on my notebooks or blog as my poems that attempting to grasp and let exist things which excluded
this is kind of the earliest work by Shizuyo Takasugi
ノートやブログに書きつけられ残されていた言葉を詩集の体裁としてまとめている
高杉静代の最初期の作品とも言うべきもの
early poem works 2000 ~ 2008
ファンタジックな形態の溶解〜玩具遊びの円環運動
– 人間における玩具と遊びの研究 –
玩具の歴史と役割を下敷きに、アンドロジナス、エロティシズム、茶、禅、電子音楽などを引き合いに出しながら、あらゆる立体物が玩具になり得るとして「play」そのものを解釈する試み
Bachelor thesis : study of "toy"and"play"and circular motion of these activities for human beings / department award
学士論文 2005 学科賞
I'M FEELING GOOD
特定の意味を纏わぬ「線」への寛容さを表明するべく、儚さやミニマルさに価値を置くドローイングとオブジェクトの集積を展示
drawings & objects which value to be ephemeral and minimal to get strength as statement for openness to accept unspecific meanings of "line"
solo exhibition 2017
in Osaka city